学校法人岩本学園
南大野幼稚園
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相模原市南区上鶴間1-3-1
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私の考える幼児教育とは

南大野幼稚園 園長
岩本 勉

<三つ子の魂百まで>
 幼児には人間としての全面的な発達のメカニズムと可能性が内在しています。人間としての可能性に深い関わりを持つ脳神経細胞は約140億個。

幼児期(特に5・6歳頃)に前頭連合野の脳神経回路を結ぶシナプスが発達するようになります。生涯にわたる人間形成の基礎はこの時期に作られます。幼児教育とはこうした「発達しようとする子どもの生活環境を保障すること」であります。子どもは育つものであり、子どもの育つ力を無視すると子どもは育たない。子どもは感性、好奇心に従い、したいことを自由に、十分にできたとき、最も大きな発達を遂げます。幼児期に経験しなければならないことを十分に経験できる環境を用意することが幼児教育の要諦であると考えます。

<ワクワク、ドキドキ、キラキラの体験>
 南大野幼稚園の中には、いろいろな仕掛けがあります。川が流れるビオトープ、屋上の農園、広い園庭には四季折々にいろいろな草花が咲き、昆虫や鳥を観察することができます。子供の生活は好奇心に溢れ、大人には何でもないものにまで興味を示し、遊びの対象としてしまいます。子どもたちがワクワクするような環境が用意され、ドキドキする遊びが十分展開できたときに子どもの目はキラキラ輝きます。幼稚園の創設者フレーベルは「力いっぱいに、また自発的に、黙々と、忍耐づよく、身体が疲れ切るまで根気よく遊ぶ子どもは、また必ずや逞しい、寡黙な、忍耐づよい、他人の幸福と自分の幸福のために、献身的に尽くすような人間になるであろう。この時期の子どもの生命の最も美しい現れは、遊戯中の子どもではなかろうか。自分の遊戯に没頭しきっている子どもー遊戯に全く没頭しているうちに眠り込んでしまった子供ーではなかろうか。」(「人間の教育」より)とその著書の中で語っています。子供が遊びきった充実感を感じるとき、脳の発達が著しいことはよく知られている事実です。
 幼稚園教育は子どもの興味、発見、体験が十分に確保される必要があります。それ故、環境が特に重要な課題となります。幼稚園の環境構成を考える場合、1.子どもの興味・関心を引くものがどこにどのように配置されているか。2.安全性は十分確保されているか。3.子どもの主体性・創造性が十分に発揮できるか。4.知的好奇心を刺激するようなものか。5.友達との協同、共感をする楽しさを味わうことができるか。6.努力する気持ち、達成感を感じることができるかといったことに配慮することが大切であると考えます。

<ONE FOR ALL,ALL FOR ONE> チームティーチング
「一人の教師がすべての子どものために、すべての教師が一人の子どものために」が南大野幼稚園のキーワードです。すべての教師が園児一人一人と向き合うことが幼児教育では大切だと考えます。教師全員が関わることで子どもたちは安心して幼稚園生活をおくることができるのです。子どもたちは安心できる環境の中で初めて遊びに没頭できます。南大野の子どもたちは本当によく遊びます。疲れを知らないその姿に感動を覚えます。私はそんな子どもたちをずっと応援していきたいと考えています。
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