茶 道

南大野幼稚園では保育に茶道を取り入れています。

 週1回、年長児を対象に「お茶の時間」を取り入れています

人をもてなし、物を大切にする茶道の『形』を学ぶことで、昔から伝わる日本の心を伝え、温かい心や感謝の気持ちをはぐくみ、遊びながら、自然に畳の上の歩き方や挨拶の仕方を身につけていきます。

 遊ぶ “動” の時間とゆったりした中で茶道をする “静” の時間が、また子どもたちの心を育て、最初は、お茶室独特の雰囲気にとまどっていた園児たちも、卒園のころには、すっかり落ち着いてお茶の時間を楽しめるようになっています。

季語を織り込んだ掛け軸や、床の間。菓子器や茶わんなども「本物に触れてほしい」との想いで、大人が使うものと同じものを使い 、茶室に入る前には、上靴をきちんとそろえ、掛け軸や花を見ながら季節の訪れを感じ取る。お菓子を取り回す時、「お先にいただきます」「どうぞ」と譲り、待つ心を覚える。子どもたちは茶道の時間を通して、少しずつマナーや友人、家族への気配りや“もてなす心”を身につけていきます。

「昔から伝わる日本の心を伝えたい。」そんな園の教育方針が、茶道の精神である「和敬清寂」に込められています。

「和(わ)」  とは、お互いに心を開いて仲良くすること

「敬(けい)」 とは、お互いに敬(うやま)いあうこと

「清(せい)」 とは、目に見えるだけの清らかさではなく、心の中も清らかであるということ 「寂(じゃく)」とは、どんなときにも動じない心

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