幼児期の発達
幼児には人間としての全面的な発達のメカニズムと可能性が内在している。
人間としての可能性に深い関わりを持つ脳神経細胞は約140億個。幼児期(特に5・6歳頃)に前頭連合野の脳神経回路を結ぶシナプスが最も発達するようになる。生涯にわたる人間形成の基礎はこの時期に作られる。
幼児教育とはこうした「発達しようとする子どもの生活環境を保障すること」である。
幼児期の役割
子どもは育つものであり、子どもの育つ力を無視すると子どもは育たない。
子どもは感性、好奇心に従い、したいことを自由に、十分にできたとき、最も大きな発達を遂げる。幼児期に経験しなければならないことを十分に経験できる環境を用意することが幼児教育の要諦である。
南大野幼稚園の中には、いろいろな仕掛けがあります。川が流れるビオトープ、屋上の農園、広い園庭には四季折々にいろいろな草花が咲き、昆虫や鳥を観察することができます。子どもの生活は好奇心に溢れ、大人には何でもないものにまで興味を示し、遊びの対象としています。


下記の視点も大切だと考えています。

結論
幼稚園の教育は子どもたち自らが育つ力を信じて、適切な環境を用意し、その時々にふさわしい指導援助を行うものである。
子ども自身が将来にわたって生きる力の礎を築くことができるようにちょっぴり手助けすることができればと考えている。